香典袋の書き方のマナーと注意点

2017年10月26日
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訃報が届き葬儀に参列するとなれば欠かせないのが、香典です。近年では辞退する人もいますが、基本的には持参することがマナーです。金額や渡すタイミングなど悩むことが多いですが、書き方にもマナーがあるので気をつけておくようにしましょう。

袋の書き方としては水引の下の、中央に自分の名前をフルネームで書きましょう。できれば薄墨の筆で書くべきですが、現代では墨をすって筆で書くということはあまりないということもあり、悩む人が多いです。ボールペンやサインペンを使うというケースもありますが、できれば筆ペンで書くようにしましょう。

近年では葬儀用に薄墨の筆ペンも売られているので、一本用意しておくといざという時役に立ちます。しかし葬儀は急遽ということもあり、薄墨の筆ペンが無いということもあるのではないでしょうか。その際には普通の筆ペンで書いてもマナー違反にはなりません。

中袋には表面の中央に金額を書き、裏面の左側に住所と名前を書きましょう。市販されているものの中には、住所や名前を書く欄があるものも多いので、その際には指示にしたがって記入しましょう。記入する金額は、書き換えることのできないように旧字体の漢数字を用いるのが正式とさなっています。

しかし必ずしもそうでなくてはならないというわけではないので、普段使い慣れている漢数字を使用しても問題ではありません。書き方によっては常識がない人だと思われてしまうので気をつけましょう。