知り合いが亡くなったときには、葬儀に出席すると共に、香典を持参していくことがマナーとなります。線香や抹香や花の代わりに死者の霊前に供えるものになりますので、昔から風習があり宗教や地域によって金額などの差があります。基本的には現金を不祝儀用の水引を結んだ袋に包んだものになりますので、今ではコンビニやスーパーなどに売っていることから訃報を聞いた後でもすぐに用意できます。
香典には葬儀の費用を助けるという意味がありますので、近親者ということではお互いに助け合うということが人付き合いの基本となっています。けたら、通夜または葬儀のいずれかに香典を持参します。仕事が忙しい時期などに遠方の知り合いが亡くなった場合には、郵送してもかまわないので不義理をしないように送っておくことが大切です。受け取った側はお返しをすることになりますので、前もって用意しておくか後日でもお返しをすることで相手の気持ちにこたえる事ができます。
何よりもマナーがあるために大人としての対応をしっかりとすることや、親族の間では顔を出すなどの行動をしておくことで一族として認められるようにもなります。付き合いがないからといって、義理を欠くことのないように心構えが必要です。