木戸の香典解説

• 
• ツイート

葬儀は、亡くなってから行うことが一般的ですが最近は元気なうちに行う生前葬を選ぶ人も増えてきました。一般ではあまりなじみがありませんが、有名人らがこうした葬儀をしたこともあり、注目が高まっています。生前葬は、元気なうちに仲良くしてきた友人やお世話になった知人を招待し、感謝の気持ちを伝える意味で行われることが多くなっています。

人生の区切りをつけたいという意味で行われることもありますし、家族に葬儀の負担をかけたくないということでこうした式を選ぶ人もいます。一般的な葬儀では、いろいろと手順もあり、自由に進めていくのは難しいものがありますが、生前葬はまったく違うものですので、本人が自由に進められるのもメリットです。

少しずつ広がりを見せていますが、まだまだ一般的ではありませんので、こうした式にするには家族の理解を得ておくことも大切です。そして、亡くなったあとにも葬儀をするのかどうかも話し合っておきましょう。会場は一般的な葬儀では葬儀会場が使われることがほとんどですが、元気なうちにする式ということもあり、ホテルなどが選ばれることも多くなっています。

服装も気になるところですが、本人が元気ということもあり、喪服ではなくダークスーツや一般的なスーツが無難です。招待された人が服装で困らないよう、主催者側が案内状で指定するなど工夫をしておきたいところです。