生前葬を行うメリット・デメリット

2020年08月24日
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人が亡くなった後に葬儀を行うのが一般的ですが、近年では生前葬を行う人も増え、葬儀には色々な方法があります。生前葬とは本人の意思や希望によって生きているうちに行う葬儀の事で、お世話になった人や友人等に感謝やお礼の気持ちを伝えるために行う場合が多いです。

生前に葬儀を行うメリットは自分で自由に楽しく葬儀を行う事ができ、葬儀に呼ぶ人、振る舞う料理、飾るお花など全て自分で選ぶ事ができます。また通夜や告別式のように決まった形式はないので、段取りや礼儀作法に縛られることもなく、参列者に対して感謝やお別れを自分で伝える事ができます。

時間にも制約がないので、自分が納得行くまで準備や打ち合わせをする事ができ、生前に葬儀行っておけば自分が亡くなった後の葬儀を簡略化する事ができます。このようなメリットがありますが、デメリットもあり、自分の葬儀だからといって自分本位になってしまったり、生前葬の認知度が低いため理解を得られるのが難しいです。

また生前に葬儀を行ったからといって葬儀をしないわけにはいかないため、二度手間になるというデメリットもあります。このようなデメリットがあるため、生前に葬儀を行う前には家族と十分話し合って理解を得る事が大切です。